【ファミレス激減と、30年前の大学生の夜】
ファミレスの深夜営業がどんどんなくなっているそうで、
なんと、東京都内では1軒だけとか!!??
(ちょっと調べたところ2軒はありそうでしたが・・とにかく超絶少ないことは
間違いないようです)
びっくりしました。
ただ、想定できたことでもありますね・・。
生活スタイルがどんどん変わって、
いまは深夜に若者がだべる(だべるっていいませんか?もう古いかな)
ことが非常に少なくなっているような気がします。
いちゃいちゃカップルも全然見かけないし・・。
団塊ジュニア(1971-1974生まれ)の私が若いときは、
いまのようなスマホはありませんから、
アルバイトしてお金を貯めて、中古車を買って、深夜にラーメンを食べに行くって
ことをたくさんしていました。彼女とデートするためにもお金を貯めなくてはいけません。
東京の大学生だったので、
深夜ラーメンは、当時一世を風靡した、環七通り沿いの「なんでんかんでん」
池袋の方の環七通り沿いには「土佐っ子」というのがありまして、特に後者によくいったなあ。
今も頑張っておられるようですが、当時常に行列でした。
そのあとに、友人とファミレスでああだこうだと話したりするわけです。
ドリンクバーがではじめのころでしたでしょうか。
出たばかりの「ガスト」がジーンズ姿が基本で、すぐに不評で制服に直してたっけ。
ドリンクバーで深夜粘る人が多数。
中には眠りこけたり・・。
まあ、深夜に人が出歩いていた時代ですね。
いまより、大学生がおそらく1.5倍程度はいたはずですので。
世代200万人✕4 =800万人(当時)
世代120万人✕4 =480万人(現在)
大学進学率があがり、大学生の比率は今のほうが多いでしょうけど、
やっぱり1.3~1.5倍程度はいたのではないかと。
それが今は少なくなって、かつ、コロナ禍。
自宅で楽しいことはいっぱい。
スマホで一日中時間をつぶせるでしょう。
お金をかけなくても、十分に楽しめます。
そりゃ外出しませんし、草食にもなっていきますよね。
もちろん、大学生に限って話しているわけなのですが、
人口のボリュームゾーンからしたら、以前のファミレス層は
確実に上の方になり、若い新規の夜のお客様が増えていないんだろうなと思います。
加えて、22時すぎから企業は時給を最低でも1.25倍払わなくてはいけません。
さらには、夜のシフトはバイトさんがあまり入ってくれない。
都内は外人さんのアルバイトさんだらけですものね。
さらにはお客様が少なくなるので、ヒマになり、
不正なども起こりやすい。
泥酔客などもはいったときには、面倒なトラブルも起こりやすくなる。
などと、デメリットが多すぎなんですね。
とても残念ですが、
個人的にはやはり少子化で経済が上向かないのが、
やはり1番の要因だと思っています。
ですので、自分の子どもに、たくさん産んでねといっているわけです・・。
奈良岡