電機業界総崩れの件
電機業界が苦戦しています。
ただ、かなり予想できたことではある気がします。
ヤフオクの業者をしているので、価格には敏感なほうだと思います。
ここ数年の家電製品などの価格をチェックしていると、
2003年に嫁さんと結婚したときに、32型液晶テレビは40万弱していました。
もうかっていたわけですね。
しかし、その後の下落スピードは想定以上でした。いまは4万ですね。
1/10です。
利益の限界はすぐに見えます。
また、
中国・台湾などの海外製の電化製品の満足度が非常に高まっていることです。
価格コムのパソコンのランキングをよくみるのですが、ここ数年、ずっとベスト5のうち、
そして、その満足度が高い。
価格対比の満足度が非常に高いのです。
価格コムの口コミに書き込むくらいの人は感度が高く、家電大好きな
人が多いはずです。欲求の強さの表れが表現だからです。
その人たちがどんどん海外製を受け入れている。
また、アマゾンなどで、iPhoneなどの周辺機器はたいがいが中国製。
私は、iPhone用の、車接続できる充電台を使っていますが、FMトランスミッター付で、かつ
USBで充電できて、送料込みで、たったの1800円です。
日本製だったら、2~3倍はします。
いや、コストにあわないから、つくっていないメーカーばかり。
中国製の性能はというと、価格対比以上の満足度です。非常によくできている。
日本のメーカーの従業員人数を考えて、コストを考えたら、
はなから勝負にならないのは見えていました。
デジタル化により、こういうことがあらゆる業界に出てきています。
だから、すでに優秀な東大生や京大生の第一志望が外資系なのです。
そして、もっと大きな変化が本当にもうすぐそこです。
自分が何で勝負できるのか、各人がもう一度考える時代だと思います。