愛は脳を活性化する。大人と子供でなぜ時間感覚が違うの？

愛は脳を活性化する。

という本を読みました。

ここずっと、脳の開発みたいなことの話が好きです。


薄い本ではじめはとっつきにくいのですが、とても良かったです。

脳に激しい損傷を交通事故でおった患者が奇跡的に回復。

ご家族の献身的な愛で大きく改善した例などがのっていました。

記憶力にも情動が大きな鍵なっていることなども、のせてありました。


私が特に良かったと思った箇所は時間についてです。

★子供のときと、大人のいまでは、なぜ時間の進み方が違って感じられるかです。

いうまでもなく、大人の方が早く感じられます。
それは、子供の子供の頃は、毎日が脳に刺激を感じる出来事が満載。

友達からあんなことを言われた。誰々ちゃんを好きになった。とか、
大人が既に
経験してしまったことを毎日のように経験します。

それらが脳に大きな刺激として残っていくために、体感的に時間が長く感じられるそうです。

逆に大人はすでに様々な刺激に慣れ、脳に刺激が残らない。
だから、普通にしていたら、数年間の記憶など残っておらず、時間が経つのが

早く感じられるそうなのです。

「なるほど」

の一言でした。

だから、時間を有効に使うには脳が刺激をうけるような様々な経験をもっと意識的にしていかなくてはと思ったのです。

やはり時間は面白い。単に長く働くのではなく、刺激になるような工夫をこらして
仕事や生活をしていきたいと思いました。