リサイクルストア・リセール

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ランチェスター竹田先生の長時間労働が必要な説明

ランチェスター経営で有名な竹田先生は、長時間労働を勧めると、
 
必ず下記の反論を受けるそうです。
 
「質を高めれば、そんな時間の労働は必要ない。」
 
 
先生は下記のうまい説明をしていました。
 
囲碁にたとえてました。
 
 
囲碁をうっていて、誰でも負けるような手を打とうとは思わない。
 
プロや有段者でもなければ、そもそも初級者や中級者は無数の手の中から、最善の手を選ぶこと自体が難しい。
 
経営や仕事だって、無数の手段から、最前の手を選ぶことがそもそもできない。
 
囲碁だったら、定石本を買って、それを長い時間投入して、実際に打ってみて試しながら
上達するでしょう?それもなしに、上達は誰でもありえないではないですか?
 
だったら、うまくなるためには時間を投入していませんか?
 
はじめから質なんてあがるんですか?
 
かいつまんで言えば、上のような説明でした。
 
 
個人的には凄く納得がいきます。
私は高1のとき、将棋がアマ2段になったのですが、
 
当時、将棋本を100冊くらい買い込んでしこたま読み込んで、将棋クラブに通ったことを思い出しました。
そのときに通っていたクラブに、小5の北浜健介現プロ(当時はアマ5段くらいだったかな?)がバリバリさしているのを見て、
 
この世界はダメだと思ったものですが(将棋界がだめなのではなく、自分が食べていくには遅いと思ったということです)、時間投入は上達の一番の近道だと実感したのです。
 
 
また、団塊ジュニアの経営者では、サイバーエージェントの藤田社長が一番凄いところにいっていると思いますが、当時、毎週110時間仕事に投入していたと著書で明言していました。
(110時間って、毎日15.7時間ですよ、これはなかなかできないといつも思います)
 
個人的には藤田社長はこの投入が一番大きい成功要因だったのではないかと思っています。
 
やはり時間投入できた人が勝ちなんです。
 
京都にも、日本電産の永守社長がとんでもなく働くので有名ですが、
彼も京セラに負けるな!!と徹底的に働いていたのは知られた話です。
 
だから、ランチェスターで言う弱者が「質を高めれば・・・」的話にだまされてはいけないんだと思っています。