震災後の人生設計を考えるということ・・・
大震災の後で人生について語るということ
という本を読みました。
著者の橘さんは、深い考え方をされる方で、黄金の羽根の拾い方という本も以前読んだ覚えがありました。
今回の震災ももちろん、不幸ではあるが、１９９７年のアジア危機で、山一証券など、
金融機関が多く倒産したときから、大きく自殺率が上がっている点を指摘されていました。
なるほどという感じでした。
日本人は、仕事に対しての愚痴は多い割に、意外と仕事依存しており、
それがなくなると、人生に対しての希望がなくなることが多いという感触を受けました。
それに対しての処方箋の一つとして、起業やサラリーマン法人化を薦めていましたが、
納得です。
サラリーマンでリストラでびくびくしながら働くのが嫌ならば、
起業は一つの大きな選択肢です。
いや、失敗するのが多いから。
という方も多いですが、個人的には１０人起業したら、１人は成功。あとの３、４人もなんとかやっていけるものです。
大借金をして倒産なんてことは、商売の幅を大きくしなければ、そんなにあるものでもないです。
個人的には一度大きく年収が下がりますので、ここを嫌がる方が多いのと、奥さまの反対が多い。この２点をクリアできればいいのですが。
（実際に起業を考えたら、まず下記の本を読んでみてください↓
小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略 by 竹田 陽一 http://t.co/L4ZMSLc）
不満のまま働いていても良いことはありません。
ぜひ自分の夢を再度考えてみて、将来設計するのが必要だと思わせてくれた本でした。
